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くらまえ と かきぱん

好きなこと、病気のこと。最新記事の下にほぼ毎日Twitterのつぶやきを更新。

錦木検校

今日は江戸川総合文化センターにて、第120回江戸川落語会に行って参りました。

出演者は入船亭辰のこ、春風亭ぴっかり☆、古今亭菊之丞、柳家喬太郎。

ぴっかりというのは女性の噺家さんで、テレビにも出ていたそうですね。
噺家というのは男性ばかりですから、女性が演じるとこうも違うものかと思いました。
旧弊的な方には受け付けないんでしょうけど、噺も上手いのでこれから期待できる方だと思います。

菊之丞さんは初見でした。「お見立て」でしたが、噺より髪型が気になる…。

さて、我らがきょんきょん。
演目は一席目が新作落語の「稲葉さんの大冒険」。アホか笑
いつも通りの決まった日常が好きな稲葉さんが長谷川さんにミミズと松の木をプレゼントされる噺。ん?

二席目は「錦木検校」。これですよ問題は。
ある按摩さんが大名の次男のところに行きます。
二人は仲良くなり、もし大名になった暁にはお前を検校(偉い身分)にしてやるぞと、按摩に約束するんです。
その後、次男が父親に嫌われていたものの後継者として大名になる。按摩はその知らせを聞いた時に病で寝込んでいたものの、祝いの言葉を述べる為に無理をして大名のところへ駆けつける。そして約束通り検校になった時、按摩さんは事切れるんです。

ざっくり過ぎるけどこんな内容。
でね、何が問題かというと按摩さんが寝込んでいる場面。何日も風呂も入らず、ものも食わず。
で、按摩さんと云うのはまぁ盲人ですわ。つまり目が見えない。普段だったら手探りで周りの状況を把握できるが、病で手の感覚も無い。部屋のどこに柱があるか、梁があるか、荒縄があるかわからない。だから…

死のうと思っても死ぬことさえできない。

この言葉を聞いた時はね。辛いよね。
何度か自殺も考えた身としては、なんだかやるせないというか。うん。

この噺は初見だったので、なんの偏見もなく聴けたのが良かったです。
このタイミングで聴くべき噺だったんだなぁと、そう思いました。

柳家喬太郎・錦木検校で調べるとYouTubeに音声があるようなので是非、聴いてください。
…きょんきょんに泣かされるとはなぁ。

くらまえ
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